包茎の癒着は治せる?癒着の原因やリスクの治療方法を解説

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包茎の癒着は治せる?癒着の原因やリスクの治療方法を解説
  • 投稿日:2024.09.13
  • 更新日:2024.09.13
包茎の癒着は治せる?癒着の原因やリスクの治療方法を解説

ペニスのお悩みは人それぞれで異なりますが、包皮と亀頭の癒着で悩んでいる方も少なくないのではないでしょうか。包皮の癒着は、自力で剥がそうとすると亀頭を痛めてしまい、出血や変形のリスクがあります。「どうやったら癒着を治せる?」と疑問をお持ちの方もいることでしょう。

今回は、包茎の癒着について、癒着する原因やリスク、癒着を治療する方法について解説します。

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包茎の「癒着」とは?

包茎の癒着とは一体どういうものなのでしょうか。ペニスに関することなので、気になっている方だけでなく不安を抱いている方もいることでしょう。ここでは、包茎の癒着について解説します。

亀頭と包皮がくっついている状態

包茎の癒着とは、亀頭と包皮が何らかの原因によってくっついてしまっている状態のことです。

生まれたばかりの新生児は、亀頭と包皮が癒着しているのが普通で、これは生理的癒着とも呼ばれます。幼児期になると成長にともなってペニスが大きくなるため、自然と生理的な癒着が剥がれていきます。ただし、個人差があるため、どの程度癒着が解消されるかは人それぞれで異なります。

亀頭と包皮の間に炎症が起こる、傷がつくなどが原因で起こる癒着もあります。そのため、包茎のペニスはできる限り清潔に保つことが大切です。

軽度・重度がある

包茎の癒着は、その程度によって軽度・重度に分けられます。

たとえば、亀頭の一部だけが癒着した状態であれば軽度の癒着とされます。亀頭と包皮が広範囲にわたってくっついてしまっている場合は、重度の癒着とされます。

軽度の癒着の場合は、日々の生活やペニスの成長などによって自然と剥がれることが少なくありません。特に成人するまでであれば、いずれ解消されることでしょう。重度の癒着の場合は、包皮と亀頭が広範囲にしっかりとくっついてしまっています。そのため、無理に剥がそうとすると強い痛みがあります。出血して傷ついてしまえば、さらに重症化してしまいますし、亀頭が変形してしまう可能性もあるため注意が必要です。

包茎による包皮癒着の原因

なぜ包皮は癒着してしまうのでしょうか。その原因をここで解説していきます。

成長とともに剥けなかった

誰でも、生まれたばかりの赤ちゃんの頃は亀頭と包皮が癒着しています。しかし、1~2歳くらいから身体とともにペニスも少しずつ大きくなっていって、癒着が剥がれていきます。そのため、3~4歳くらいになると手を使えば包皮が剥けて、入浴時に洗うこともできるようになります。もちろん個人差があり、癒着が残っていることもありますので無理はいけません。

第二次性徴期に入ると、身体とペニスがこれまで以上に成長します。それにともなって包茎の癒着も解消されていくことがほとんどです。包皮口が異常に狭くない限りは、手を使って包皮を剥くことができるようになります。

しかし、子供の頃に包皮を剥いて亀頭を露出させた経験がないと、大人になってからも癒着が残ってしまうことがあります。

亀頭包皮炎を繰り返す

亀頭包皮炎を繰り返してしまうと、癒着しやすくなります。

包茎のペニスは汚れや恥垢が溜まりやすく、雑菌が繁殖して不衛生な状態になりやすいです。こうした不衛生な状態の亀頭や包皮に細かい傷ができれば、雑菌も侵入しやすいうえに、炎症も起きやすくなります。亀頭包皮炎になると、腫れや痛みなどがあるだけでなく、皮膚表面には小さな傷ができます。包皮炎が治る段階で、その傷を介して亀頭と包皮がくっついてしまうことがあります。そのため、何度も亀頭包皮炎を繰り返していると、後天的に亀頭と包皮が癒着していってしまうのです。包茎の方は不衛生になりやすく、亀頭包皮炎も発症しやすいので注意しましょう。

生活習慣病の影響

生活習慣病が影響して癒着してしまうこともあります。

糖尿病や高血圧などの生活習慣病の人は、血流が悪いため免疫力も低下しやすくなります。また、血流で運ばれる酸素や栄養素が各部位に届きにくくなるため、怪我が治りにくくなる傾向にあります。

このようなことから、生活習慣病の人は前述の亀頭包皮炎が発症しやすく、しかも傷が治りにくくなります。その結果、亀頭と包皮の癒着が進行しやすいといわれています。

包皮の癒着が引き起こすトラブル

包茎の人はさまざまな理由から癒着を起こしやすくなっています。亀頭と包皮が癒着してしまうと以下のようなトラブルが起きてしまうため、注意が必要です。

真性包茎につながる

包皮の癒着は真性包茎の原因の一つです。

包茎の主な原因は、陰茎の長さよりも包皮の方が長いことです。そして、包皮口が異常に狭い場合、亀頭を露出できなくなるため真性包茎になります。実は癒着も真性包茎の原因になるのです。

包皮と亀頭が癒着していると、勃起しても亀頭を露出できなくなります。また、癒着が長く続いていると、包皮で圧迫されて亀頭が十分に成長できなくなるという問題もあります。このようなことから、亀頭と包皮の癒着は、真性包茎の原因の一つとされているのです。

ニオイがきつくなりやすい

癒着しているペニスは、嫌なニオイを発しやすくなります。

包茎のペニスはとても不衛生で、ニオイのもとである恥垢が溜まりやすくなります。仮性包茎であれば、亀頭を露出して洗浄すればニオイを改善できますが、癒着が進んでいる場合はそうはいきません。包皮を剥いて亀頭を洗浄できないため、恥垢が溜まり続けてしまい、いつも嫌なニオイが出るようになってしまいます。

病気のリスクが高まる

癒着している包茎のペニスは、病気のリスクが高い傾向にあります。

包茎のペニスは、不衛生で雑菌が繁殖しやすいため、亀頭包皮炎などの炎症を起こしやすくなっています。また、亀頭や包皮内板は皮膚が薄く常に湿っているため、傷つきやすく抵抗力が低いとされています。

このようなことから、包皮と亀頭が癒着している包茎ペニスは、炎症などの病気や性感染症リスクが高くなってしまうのです。

痛みを生じてしまう

癒着していると、さまざまな状況で痛みを生じるようになります。

癒着が重度である場合、包皮と亀頭が広範囲でしっかりくっついています。そのため、無理に剥がそうとすれば強い痛みを生じることでしょう。剥がすつもりがなかったとしても、勃起をすれば包皮が引っ張られてしまいますので、やはり痛みを生じる可能性があります。そのまま性行為を行えば、膣の圧力により包皮が強く引っ張られてしまい、激しい痛みを生じるかもしれません。

性行為時の問題

包皮と亀頭が癒着していると、早漏・遅漏などが引き起こされる可能性もあります。

前述の通り、癒着が重度である場合は、勃起や性行為時に強い痛みを生じやすくなります。その影響で性感を得にくくなり、遅漏になったり射精できなくなったりすることがあるのです。

逆に、痛みの刺激で敏感になってしまい、意図しないタイミングで射精してしまう可能性もあります。

包茎の包皮癒着を治す方法

このように包皮の癒着にはさまざまな問題があります。包茎の癒着を治すには、以下のような方法があります。

包茎手術と癒着乖離手術

包茎の癒着を改善する方法として、包茎手術と癒着乖離手術があります。

包茎手術とは、陰茎よりも長い包皮を切除して亀頭を露出できるようにする手術です。根本原因である包皮を取り除きますので、しっかり改善できるのが特徴です。

癒着乖離手術とは、亀頭と包皮の癒着を剥がしていく手術のことです。亀頭を傷つけないように配慮しながら、メスで慎重に癒着部分を取り除いていきます。

包茎手術と癒着乖離手術はまとめて行うのが一般的です。癒着した部分は、剥がしたばかりの頃は傷ができていますので、そのままにするとまた包皮と亀頭がくっついてしまいます。そのため、包茎手術によって亀頭を露出させることで、包皮の再付着を防ぐ意味があります。

成人前は経過観察を

包皮の癒着は、成人前であれば経過観察するのが一般的です。

前述の通り、ペニスは成長とともに大きくなります。それにともなって亀頭が大きくなっていき、癒着も自然な形で剥がれていくことがほとんどです。そのため、成長余地がある10代であれば、多少の包皮の癒着があったとしても、様子を見ることが多いです。

ただし重度の癒着で、排尿時の不具合や炎症が頻発するといったような、日常生活に影響が出ている場合は、医師に相談してみましょう。

自力による包茎の癒着改善はNGです

癒着したペニスを治したい方は、ペニス増大グッズなどを用いた自力での包皮の癒着改善は絶対にしてはいけません。

無理に剥がすリスク

癒着とはその名の通り、包皮と亀頭がしっかり張り付いてしまっている状態です。範囲が広い重度の癒着の場合、無理に剥がそうとすれば強い痛みを生じます。増大グッズや包茎改善グッズなどで無理に癒着を剥がそうとすれば、痛みだけでなく出血する可能性もあるでしょう。また、無理に剥がしたせいで亀頭が傷つくだけでなく、亀頭が変形していびつな形になるリスクもあります。そのため、癒着は自力で改善するのは絶対にNGなのです。

市販グッズの危険性

そもそも、市販されている増大器具や包茎改善器具は医学的根拠がありません。

たとえば、包茎を改善できるという包茎リングの場合。ペニスに装着している間は包皮がせき止められますので、亀頭を露出できるかもしれません。しかし、外せばすぐに包皮は元に戻ります。また、装着したまま勃起してしまえば、陰茎が圧迫されて血行が悪くなり、組織の壊死という最悪の結末を迎えることも十分に考えられます。

このようなリスクがありますので、市販グッズの使用は控えるべきなのです。

包茎や癒着を改善するなら東京ノーストクリニックにご相談ください

包茎や包皮の癒着を改善するならば、東京ノーストクリニックにご相談ください。

マンツーマンの無料カウンセリング

東京ノーストクリニックでは、患者さんとマンツーマンでカウンセリングを行い、お悩みをしっかりと伺います。そして患者さんのペニスの形状や大きさ、包茎の状態を確認した上で、ご希望を尊重できる最善の治療法をご提案いたします。患者さんに寄り添って丁寧な対応をいたしますので、お困りのことや、こんなことを聞いてもいいのだろうか…というお悩みなど、どんなことでもご相談ください。

見た目にこだわって丁寧に施術

東京ノーストクリニックでは、見た目にこだわって丁寧に施術します。

包茎で亀頭と包皮が癒着している場合、無理に剥がそうとすると亀頭にダメージを与えてしまう可能性があります。そのため当院では、専門知識と経験豊富な医師が、高い技術力を活かして丁寧に施術します。本来の亀頭の形をイメージし、丁寧に癒着を剥がしていき、傷跡がなるべく目立たないように包皮を切除していきますのでお任せください。

術後も患者さんに寄り添ってサポート

東京ノーストクリニックでは、術後も患者さんに寄り添ったアフターケアを行います。

術後は誰でも不安を感じるものですから、当院では24時間いつでも専門の男性カウンセラーが患者さんのご相談に対応しております。出血や傷口が開くなどのトラブルがあった際には、全国35院展開しているすべての東京ノーストクリニックで再診を受けられますのでご安心ください。

まとめ

今回は、包茎の癒着の原因や改善方法について解説しました。

包皮の癒着は、ペニスの成長にともなって改善されます。しかし、包皮の炎症によって後天的に癒着することがありますので、どんな年代の方でも癒着リスクは存在します。

包茎や包皮の癒着でお悩みでしたら、自力改善するのではなく、症例実績12万件以上を誇る東京ノーストクリニックにご相談ください。

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著者・監修者

氏名
経歴
昭和49年
大阪医科大学医学部卒業
昭和49年
医師国家試験合格
職歴
平成2年
田中クリニック 開院
平成13年
東京ノーストクリニック 開院
平成24年
東京ノーストクリニック 総院長就任
平成27年
東京ノーストクリニック 梅田院 非常勤就任
著者

東京ノーストクリニックは、上野に初めて開院して以来、多くの男性から下半身の悩みの相談を受けています。近年では、包茎に対する認識が広まり、包茎手術への抵抗感が薄れつつあります。しかし、その他のペニスの悩みに関しては、なかなか相談する勇気が出ない方もいます。
デリケートな問題に対して不安を抱く方も多く、東京ノーストクリニックでは、スタッフ全員が男性であり、カウンセリングを行うことで患者様の気持ちに寄り添います。亀頭や包皮周辺の悩み、ペニスのサイズや形に関する悩みなど、何でもお気軽にご相談ください。
経験豊富なスタッフが最適なアドバイスや治療方法を提案いたします。東京ノーストクリニックは、男性の下半身の悩みを解決するために全力で取り組んでまいります。 東京ノーストクリニック総院長 田中泰吉

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