子どもの包茎は治すべき?年齢ごとの目安や注意点/治療法も解説

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子どもの包茎は治すべき?年齢ごとの目安や注意点/治療法も解説
  • 投稿日:2024.09.13
  • 更新日:2024.09.13
子どもの包茎は治すべき?年齢ごとの目安や注意点/治療法も解説

子どもの包茎は治療したほうがいい?と気になっている親御さんは少なくありません。「何歳まで皮を被っているの?」「子どもの包茎の注意点はある?」などの疑問をお持ちの方もいることでしょう。

今回は、年齢ごとの包茎の目安、子どもの包茎で起こりやすい問題や治療の必要性について解説します。

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子どもは包茎が当たり前?年齢ごとの目安

「子どもの包茎はいつから改善する?」「何歳までなら皮をかぶっている?」といった疑問を持っている親御さんは少なくありません。大切なお子さんのことなので心配になってしまうのは仕方ありません。ここでは、成人前の年齢ごとに、包皮の状態の目安を解説します。

新生児

生まれたばかりの赤ちゃんのペニスは、みんな真性包茎の状態です。亀頭は包皮で完全に覆われていますし、亀頭と包皮の内側は癒着して一体化しています。そのため、新生児が包茎であることは当たり前であるといえます。

亀頭とぴったりついている包皮も、月日が経つにつれて徐々に剥がれていきます。3~4歳くらいになるとペニスも新生児のころよりは大きく長くなりますので、癒着が解消されて手を使えば亀頭を露出できるようになってきます。すべてのお子さんの包皮が剥けるわけではありませんが、手を使って剥ける状態であれば、入浴時に包皮を剥いて亀頭を洗ってあげましょう。

小学生

小学生になると、幼少期に比べると身長も体全体も大きくなります。ペニスもそれに伴って成長するため、ほとんどのお子さんが亀頭と包皮の癒着が剥がれます。そのため、高学年になるとほとんどのお子さんが手を使って包皮を剥くことが可能です。

ただし、身体の成長は個人差もあります。無理をして一気に包皮を剥くのではなく、毎日少しずつ剥いていくトレーニングをしていくのがおすすめです。

中学生・高校生

中高生になると、第二次性徴期の影響から身体やペニスが大きく成長します。亀頭が大きくなって陰茎も伸びてきますので、包皮口が広がって亀頭を露出させやすい状態になることでしょう。もちろん個人差はありますが、第二次性徴が終わりを迎える成人までの間に包皮口が狭い、陰茎よりも包皮のほうが長いという場合は、大人になってからも包茎状態が継続することがほとんどです。

成人後も包皮が剥けずにお悩みでしたら、クリニックの受診をおすすめします。

子どもの包茎で困ること・注意したいこと

子どもの包茎で困ることや注意したいのは以下のようなことです。

ペニスの汚れ・恥垢

ペニスの汚れや恥垢には注意しましょう。

包茎のペニスは包皮内に汚れが溜まりやすくなります。尿汚れや精子残りがあると、白いネバネバした塊である恥垢もできやすくなるでしょう。こうしたペニスの汚れ・恥垢は嫌なニオイを発します。特に股間は蒸れやすい場所ですので、夏場などはニオイ問題で悩むお子さんも少なくありません。

手で包皮を剥けるようであれば、入浴時にしっかり洗浄するように伝えてあげましょう。

排尿時に包皮が膨らむ

おしっこのときに包皮が膨らむことがあるのも、子どもの包茎で困ることの一つです。

個人差がありますが、包皮口が狭すぎる場合、排尿時に包皮の先端が風船のように膨らむことがあります。これはバルーニング現象と呼ばれるもので、包茎がほとんどである子どものころに起きやすいものです。おしっこが飛び散ってしまい、トイレやズボンを汚す原因になります。健康状態に影響することはほぼないとされますが、心配になる親御さんも多いことでしょう。不安がありましたら小児科などを受診してみてください。

排尿時に飛び散る・痛みがある

おしっこが飛び散る、痛みが出るという問題が生じることもあります。

たとえば、前述のバルーニング現象が起きている場合、排尿時に痛みを伴うことがあります。包皮口が狭すぎる場合、勢いよくおしっこをすると包皮が膨らむだけでなく、強い痛みを感じることがあるのです。

また、バルーニング現象が起きている場合はおしっこが飛び散りやすくなります。バルーニング現象が起きていないとしても、包茎の場合は包皮が尿道口から出るおしっこの勢いを阻害しやすいので、おしっこが飛び散りやすくなります。飛び散りがひどいようでしたら、座っておしっこをするなどの指導をしてみましょう。

亀頭包皮炎になる

亀頭包皮炎も子どもの包茎で困りやすい症状です。

亀頭包皮炎とは、亀頭や包皮の先端に起こる炎症のことで、赤く腫れる、痛みがある、膿が出るなどの症状があります。包皮や亀頭にできた細かい傷から細菌が入り込むことで引き起こされます。

亀頭包皮炎はペニスが不衛生な状態にあると発症しやすいとされます。汚れや恥垢が溜まっている不衛生なペニスには細菌が増殖しやすいためです。

抗菌薬の内服や塗り薬、入浴時に丁寧に洗うといったことで、比較的短期間で改善できます。

包皮がひっかかる

包皮のひっかかりを感じるお子さんもいるかもしれません。

子どものうちは、包皮口が狭いことが少なくありません。亀頭が成長することで徐々に包皮口も広がっていくようになりますが、個人差もあります。そのため、お子さんによっては亀頭や陰茎の成長に比べて包皮口が狭いこともあるのです。

成人するまではペニス全体が成長しますので、包皮のひっかかりが自然と解消されることもあります。ですが、成人後も包皮口が狭い場合は、包皮輪狭窄症が疑われます。カントン包茎になりやすい状態ですので、注意しましょう。

子どもの包茎は治療が必要?

「子どもの包茎は治療したほうがいい?」と心配される親御さんは少なくありません。お子さんのペニスを見ていると、大人と違って小さく、心配になってしまうのも仕方がないといえます。しかし、子どもの包茎は基本的には治療の必要はありません。成人するまではペニスが成長する可能性がありますので、様子を見るのが基本です。

ただし、何度も亀頭包皮炎を発症する、包皮口が異常に狭くてバルーニング現象を起こしやすいといった場合は医師に相談してみてもよいでしょう。これらは日常生活に支障をきたしている状態であるためです。

また、何らかの原因で包皮が剥けてしまい、その状態から元に戻らなくなるカントン包茎の場合は治療が必要です。そのまま放置すると包皮や亀頭が壊死してしまいますので、なるべく早く病院を受診しましょう。

子どもの包茎治療には何がある?

子どもが受けられる包茎治療には以下のようなものがあります。

軟膏による治療

子どもの包茎治療として代表的なものが、軟膏を用いた治療です。

子どもの包皮口は大人と比べると狭いため、手を使っても亀頭を露出しきれないことが少なくありません。軟膏による治療では、まず手を使って包皮を剥いていきます。そして剥けなくなる狭い部分にステロイド軟膏を薄く塗布します。一定期間それを続けていき、成長を利用しながら徐々に包皮口を広げていって、最終的に亀頭を露出できるようにしていきます。

外科的な治療

包皮を外科的処置により切除する包茎手術も行うことがあります。

たとえば、剥けた包皮が元に戻らなくなって亀頭を強く締め付けるカントン包茎の場合、医師が用手的に包皮を戻す処置を試みます。それでも戻らない場合は、包茎手術が選択されます。

包茎手術では、狭い包皮口を切開する方法、または余った包皮を切除する方法があります。

日々のケアも意識

子どもの包茎を改善するには、日々のケアも意識してあげるとよいでしょう。

これまで解説してきたように、お子さんが包茎であること自体はそれほど大きな問題ではありません。しかし、不衛生で炎症を起こしやすく、排尿時におしっこが飛び散りやすいといった生活上での問題が出ることがあります。こうした問題を少しでも減らすには、日々のケアが大切です。

たとえば、入浴時には包皮をできる範囲で剥いて亀頭を洗浄する、おしっこは座ってする、包皮を剥けるなら亀頭を露出させてから排尿するといったことを意識してみましょう。お子さんは日々成長していますので、こうしたケアを継続することは包皮口を適度に広げることにもつながります。

子どもの包茎治療の注意点

子どもの包茎治療では以下のことにご注意ください。

親の同意が必要

どのような治療であっても、未成年のうちは親の同意が必要です。

病院によって設けているルールに若干の違いがありますが、中学生までは親の同意や同伴が必要です。もちろん包茎手術についても、未成年であれば親の同意が必要です。

イベントや大会などと被らないようにする

学生のうちは、包茎手術とイベントや大会などが被らないように注意しましょう。

包茎手術後、一定期間は激しい運動が制限されます。そのため、スポーツ系の部活に入っている場合は、3~4週間くらいは休まなければなりません。もしそのダウンタイム中に大会があったとしたら、それは棄権しなければならなくなります。せっかく頑張ってきた練習を無駄にしないためにも、大会などが終わってからの包茎手術がおすすめです。

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東京ノーストクリニックでは患者さんに寄り添って、カウンセリングではお悩みをしっかり伺います。あわせて、検査によって患者さんのペニスや包茎の状態を正確に把握し、ご希望を尊重した上で一人ひとりにあった治療法をご提案いたします。治療の内容やかかる費用なども丁寧にご説明しますので、ご安心ください。

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まとめ

今回は、子どもの包茎は治すべきかについて解説しました。

子どもの包茎は無理に治す必要はありません。成人するまではペニスが成長する可能性がありますので、様子を見ることが基本となります。ただし、亀頭包皮炎を何度も繰り返す、バルーニング現象が起きるといった場合は、治療を検討してもよいかもしれません。また、カントン包茎になってしまった場合は速やかな手術が必要となりますので、ぜひ東京ノーストクリニックにご相談ください。

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著者・監修者

氏名
経歴
昭和49年
大阪医科大学医学部卒業
昭和49年
医師国家試験合格
職歴
平成2年
田中クリニック 開院
平成13年
東京ノーストクリニック 開院
平成24年
東京ノーストクリニック 総院長就任
平成27年
東京ノーストクリニック 梅田院 非常勤就任
著者

東京ノーストクリニックは、上野に初めて開院して以来、多くの男性から下半身の悩みの相談を受けています。近年では、包茎に対する認識が広まり、包茎手術への抵抗感が薄れつつあります。しかし、その他のペニスの悩みに関しては、なかなか相談する勇気が出ない方もいます。
デリケートな問題に対して不安を抱く方も多く、東京ノーストクリニックでは、スタッフ全員が男性であり、カウンセリングを行うことで患者様の気持ちに寄り添います。亀頭や包皮周辺の悩み、ペニスのサイズや形に関する悩みなど、何でもお気軽にご相談ください。
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