- 投稿日:2024.09.13
- 更新日:2024.09.13
包茎手術にはさまざまな手法がありますが、切らない包茎手術が気になっている方も多いのではないでしょうか。「切らない包茎手術って何?」「切る包茎手術とどう違う?」などの疑問をお持ちの方もいることでしょう。
そこで今回は、切らない包茎手術と切る包茎手術の違い、切らない手術の種類や、おとり広告の問題点について解説します。
男性特有のお悩みをスッキリ解決
ご予約・お問い合わせはこちら
この記事の目次
切らない包茎手術と切る包茎手術の違い
包茎手術には、包皮を切る方法と、切らずに亀頭を露出させる方法があります。それぞれどのような違いがあるのか、切る・切らない以外の7つのポイントから解説していきます。
傷跡の違い
傷跡は最もわかりやすい違いの一つです。
包皮は、先端が薄いピンク色をしていて、根元にいくにつれて暗い茶褐色になっていきます。そのような色の違いがあることから、切る包茎手術をすると、どうしても縫合部分がわかってしまいます。実力のある医師ならば、傷跡を目立たなくする工夫をしてくれますので、色の違いはほとんどわかりません。
一方、切らない包茎手術の場合、包茎手術のような傷跡はつきません。たとえば、ペニスの根元に包皮を集めて縫合する場合、縫合した跡が多少あるくらいです。その縫合跡もほぼ消えてしまいますので、傷跡が目立つことはありません。
アプローチ部位の違い
アプローチ部位にも違いがあります。
切る包茎手術の場合、包茎の根本原因である余った包皮を切除します。つまり、アプローチ部位は亀頭周辺の包皮です。
一方、切らない包茎手術の場合はさまざまな部分にアプローチします。たとえば、亀頭増大術を応用した切らない包茎手術の場合。亀頭にヒアルロン酸などの薬剤を注入し亀頭を大きくして、カリの部分で包皮をせき止めることで包茎を改善します。つまり、包皮ではなく亀頭にアプローチするわけです。
手術時間の違い
切る手術と切らない手術では、手術時間にも違いがあります。
切る包茎手術の場合、麻酔注射や包皮の切除を含めて40~50分くらいが一般的です。1時間弱程度と考えておけば間違いないでしょう。入院不要で日帰りできます。
切らない包茎手術は、施術内容によって異なります。亀頭増大術であれば、亀頭にヒアルロン酸を注入するだけなので、施術時間は15分程度です。そのため、切る包茎手術と比べると時間はかなり短くなります。もちろん日帰りできますので、次の日の仕事には影響しません。
ダウンタイムの違い
ダウンタイムも、切る手術と切らない包茎手術では違いがあります。
切る包茎手術は、縫合した部分が回復するまでの間は激しい運動や性行為に制限がかかります。傷の治り具合にもよりますが、性行為ができるまでのダウンタイムは術後4週間くらいが目安です。ただし、痛みがあるなどの場合は、医師と相談しながらもう少しかかる場合もあります。
切らない包茎手術の場合は施術内容にもよりますが、ダウンタイムは数日から数週間程度であることがほとんどです。ペニスにメスを入れるわけではありませんので、ダウンタイム中の制限も少ないのが特徴です。
対応できる種類の違い
切る包茎手術と切らない包茎手術では、適用できる包茎の種類に違いがあります。
切る包茎手術ならば、どんな包茎の種類であっても治療できます。包茎の種類によって手術の難易度は多少変わるものの、手術時間もほぼ同じで済みます。
一方、切らない包茎手術は、軽度の仮性包茎のみ適用となります。これは、余った包皮にアプローチする手術ではないためです。包皮を手で剥くことができる、包皮が余り過ぎていないといった条件であれば、切らない包茎手術を受けられます。
持続性の違い
切る包茎手術と切らない包茎手術の最も大きな違い、それは持続性です。
切る包茎手術では、陰茎よりも長い包皮を切除します。そのため、術後は半永久的に亀頭を露出した状態を維持できます。そのため、1回の手術でしっかり包茎を改善したいという方には、切る包茎手術がおすすめです。
一方、切らない包茎手術は効果が持続しません。たとえば、亀頭増大術は注入したヒアルロン酸が体内に吸収されてしまえば、亀頭が小さくなって再び包茎状態になります。施術方法によって異なりますが、長くても半年~1年程度と思っておくとようでしょう。
費用の違い
切る包茎手術と切らない包茎手術では、費用の違いもあります。
東京ノーストクリニックを例にすると、切る包茎手術はどんな包茎の種類であっても税込で66,000円です。
一方、切らない包茎手術は税込で33,000円となり、ややリーズナブルです。亀頭増大術を包茎治療に応用するのであれば、ヒアルロン酸注入で税込110,000円かかります。亀頭増大術は本来、包茎治療のための施術ではなく、ペニスをパワーアップする美容施術であるためです。
切らない包茎手術の種類
切らない包茎手術にはどのような種類があるのか、以下でご紹介します。
亀頭増大術
亀頭増大術とは、亀頭のカリを中心にヒアルロン酸などの薬剤を注入して、亀頭を大きくする施術のことです。包茎手術用の施術ではなく、亀頭をパワーアップさせるための美容施術です。しかし、亀頭を増大することで、包皮がカリの部分にひっかかって戻らなくなる副次的効果があります。亀頭のカリの部分をダム、余った包皮を水位のようにイメージすると、亀頭増大術による包茎改善の仕組みがわかりやすいかもしれません。
このようなことから、亀頭のパワーアップと一緒に包茎改善できる亀頭増大術を選ぶ方は少なくありません。そういった意味では、亀頭増大術はいわば、一挙両得の施術といえるでしょう。
長茎術
ペニスは非勃起時に体内に埋もれている部分が意外と多くあり、勃起時になるとそれが引き出されます。長茎術は埋もれた部分を引き出すことで、非勃起時でも勃起時に近い大きさにすることができる施術です。このようなことから、勃起時に亀頭を露出できる軽度な包茎を改善できる効果が期待できます。
長茎術では、切る方法と糸を使って切らない方法があります。後者であれば、身体にメスを入れることがないので安心です。ペニスの根元から通した糸によって、ペニスを支えている靭帯を引っ張り、ペニスを引き出します。
包皮を固定する方法
亀頭を露出し余っている包皮を根元に集めて固定することで、包茎を改善する方法です。固定の際には、医療用の糸や接着剤を使用します。
この方法は身体を傷つけることがないため、手術痕も残ることがないのが大きなメリットです。根本的な解決方法にはなりませんが、試しに亀頭を露出させたい、ペニスにメスを入れることに抵抗があるといった方に向いています。
切らない包茎手術のメリット
切らない包茎手術には、以下のようなメリットがあります。
手術痕が目立たない
切らない包茎手術は、ペニスにメスを入れることがありませんので傷跡が残らない・目立たないのが大きなメリットです。包茎手術というと「傷跡が目立つのでは…」と心配して、治療を躊躇してしまう人が少なくありません。しかし、切らない包茎手術であれば、傷跡が残りませんので安心して手術を受けられます。
痛みがないので怖くない
痛みがないことも切らない包茎手術の大きなメリットです。
切る包茎手術は、包皮を切除して縫合しますので、どうしても術後に痛みが残ってしまいます。数日間は少量ながらも出血や腫れがありますので、不安を感じる方もいます。また、メスを使うということで恐怖心を抱く方も少なくありません。
しかし、切らない包茎手術はメスを使いませんので怖がる必要はありません。術後もダウンタイムが短いですし、痛みもほぼありません。そのため、安心して手術を受けられることでしょう。
施術時間・ダウンタイムが短い
切らない包茎手術は、施術時間やダウンタイムが少ないこともメリットといえます。
切る包茎手術は、術後数日は入浴できませんし、激しい運動や性行為も4週間程度NGとされます。そのため、不安を感じてしまう方はたくさんいらっしゃいます。また、施術時間も40~50分と長くはありませんが、それなりにかかります。
一方、切らない包茎手術の術後制限は、切る包茎手術ほどありません。また、ダウンタイムそのものが短いですし、施術時間も亀頭増大術ならばわずか15分で終わります。そのため、気軽にできる包茎治療といえるでしょう。
切らない包茎手術のデメリット
切らない包茎手術にはさまざまなメリットがありますが、その一方で以下のようなデメリットもあります。
軽度の仮性包茎のみ適用
切らない包茎手術は、軽度の仮性包茎のみ適用されます。
切る包茎手術であれば、真性包茎やカントン包茎といった重度の包茎もしっかり改善できます。これは、根本原因である余った包皮を切除するためです。
しかし、切らない包茎手術は余った包皮にアプローチする施術ではないため、包茎の根本解決はできません。たとえば、亀頭増大術の場合、亀頭を大きくする副次効果によって包茎改善効果を期待します。そのため、軽度の仮性包茎でなければ適用できないのです。
改善されないこともある
切らない包茎手術は、包茎が改善されない可能性もあります。
前述の通り、切る包茎手術であればどんな包茎の種類であっても手術できます。そのため、しっかり治療したいのであれば、切る包茎手術のほうがおすすめです。
包茎やペニスの状態は人それぞれです。そのため、包茎改善効果が期待できると思って切らない包茎手術を選んでも、しっかり改善できないこともあります。たとえば亀頭増大術の場合、亀頭を大きくしたものの、包皮がカリでひっかかりきらずに包茎状態になってしまう、ということが起こり得るわけです。
効果は永続的ではない
切らない包茎手術の効果は、永続的ではない点に注意しましょう。
切る包茎手術は包皮を取り去ってしまいますので、亀頭はずっと露出したままでいられます。
しかし切らない包茎手術は、余った包皮以外の部分にアプローチする治療法であるため、包茎の原因である余った包皮がそのまま残ります。また、亀頭増大術であれば、いずれヒアルロン酸が吸収されてしまい、ゆくゆくは亀頭も包皮も元に戻ってしまいます。
このようなことから、永続的な効果を求めるならば、切る包茎手術のほうがおすすめです。
ペニスがいびつになることがある
切らない包茎手術は、ペニスがいびつになることがあります。
たとえば亀頭増大術の場合、ヒアルロン酸の注入をバランス良く行わないと凸凹した形状になります。長茎術も、経験の浅い医師だとペニスがダラッとしてしまい、十分に満足できなくなることもあるようです。
このようなことから、切らない包茎手術を受けるならば、実績豊富なクリニックを選び、技術力の高い医師に依頼することがおすすめです。
【注意】切らない包茎手術は「おとり広告」に使われることも
切らない包茎手術を検討している方は、「おとり広告」にご注意ください。
おとり広告とは
おとり広告とは、「低価格で手軽にできる切らない包茎手術」をエサにして患者を集める手法のことです。たとえば、「たった◯◯円で包茎改善」「安価で気軽な切らない包茎手術」といったキャッチフレーズの広告は注意してください。実際にクリニックに訪れて話を聞いてみたら、「ぜひ切る包茎手術をしましょう」「こちらのプランのほうがおすすめです」などといって、広告とは違う高額治療プランを提示するところがあるためです。
このようなおとり広告に騙されてしまうと、予算オーバーの契約を結ばされる危険性があります。
おとり広告の問題点
おとり広告の問題点はいくつかあります。
そもそも、おとり広告と呼ばれるように、広告の内容と実際に提示してくる治療内容が全く異なる点が問題です。騙すとまではいかないまでも、これは意図的に消費者を惑わしている手法であるといえます。
また、患者の気持ちを無視する点も問題です。たとえば軽度の仮性包茎で、必ずしも切る包茎手術が必要でない場合でも、切らない包茎手術ではなく高額な治療を提示することがあります。これは、医療人としてあるまじき行為です。
このように、おとり広告にはさまざまな問題があります。みなさんは騙されないように十分にお気をつけください。
包茎手術なら実績豊富な東京ノーストクリニック
包茎手術を受けるなら、実績豊富で信頼性の高い東京ノーストクリニックにご相談ください。
患者さんにあった治療をご提案
東京ノーストクリニックでは、患者さんとの心に寄り添い、一人ひとりにあった治療法をご提案しています。お悩みをじっくり伺って、ペニスや包茎の状態を把握し、ご希望を尊重した上で最善の治療法をご提案いたします。治療内容やかかる費用なども丁寧にご説明し、ご納得いただいてから治療を進めますのでご安心ください。
熟練の医師が行う満足度の高い施術
東京ノーストクリニックでは、専門知識が豊富で高い技術力がある医師のみが施術を行います。患者さんの大切なペニスに行う施術であることを意識し、仕上がりにこだわって丁寧に施術するのが当院のモットーです。切らない包茎手術・切る包茎手術、どちらも誠意を持って全力で行いますのでお任せください。
アフターケアで術後も安心
東京ノーストクリニックは、術後のサポートも充実しています。
包茎手術後のダウンタイムは誰でも不安を感じるものです。そのお気持ちに寄り添って、少しでも不安を解消していただけるように、当院では24時間対応の電話相談窓口を設置しています。いつでもお気軽にご相談ください。
まとめ
今回は、切らない包茎手術について解説しました。
切らない包茎手術は、切る包茎手術とアプローチの仕方が異なる手術です。そのため、切る包茎手術にはないさまざまなメリットがある一方で、デメリットも数多くあります。そのため、患者さんご自身でじっくり考え、自分に合った治療法を検討することが大切です。
東京ノーストクリニックでは、患者さんに寄り添って、一緒に最善の治療を考えていきます。24時間いつでも電話・メールでご予約・ご相談いただけますので、お気軽にご連絡ください。
男性特有のお悩みをスッキリ解決
ご予約・お問い合わせはこちら